蝦夷地(北海道)の城館
APから新居に引っ越して間もないので、部屋の中は荷物でごった返している。本や資料のファイルを、新しい本棚に移動させ、早く片づけたい。段ボール箱から取り出した資料の中からなつかしいファイルが出てきた。北海道の上ノ国町、松前町の館跡の記録だった…
比石館位置図 (国土地理院地図に加筆) 北から見た比石館 中央の灯台の岬が館跡 いわゆる道南十二館の一つ、畠山重忠の末裔とされる厚谷将監重政が1440年ごろ渡道し築いた館とされる。康正三年(長禄元:1457)コシャマイン軍の攻撃により陥落。その後再興…
北海道の渡島半島の日本海側、桧山郡上ノ国町字勝山にある山城跡(国指定史跡)。いわゆる道南十二館の一つで、長禄元年(1457)のコシャマインの戦いでは、茂別館(北斗市茂辺地)と花沢館が残り、他の城館は、コシャマイン軍によって陥落したという(新羅…
渡島半島日本海側の上ノ国勝山館跡(国指定史跡)です。ここは松前氏の祖、武田信広が15世紀後半に築城した山城で、16世紀末に城の役割を終えました。上ノ国町教育委員会の継続的発掘調査により、その全体像が明らかになりました。発掘調査では掘立柱建物跡…