遠野市 横田城(護摩堂城)
遠野市松崎町光興寺の護摩堂山に、鎌倉時代の建保年間(1213~1219)に築かれたとされる阿曽沼氏の居城跡です。天正年間(1573~1592)に鍋倉山に城を移すまで、ここが遠野盆地の拠点城館でした。現在でも城の地形はよく残されています。
中央の山麓の山にあります。背景は高清水山。
入り口の看板
曲輪に登る坂道
曲輪の内部、薬師堂の参道です。
薬師堂
本尊の薬師如来
曲輪の後背部に掘られた大きな空堀
曲輪の北東斜面には土塁や縦堀があります。
遠野遺産の説明板
横田城の全景(南東から)
上の住宅は東側の腰曲輪にあります。その下の道路添いに塚があります。
横田城は山麓部の後背部に大きな空堀を掘り区画した単郭の城館で、東側の斜面を雛壇状に造成して腰曲輪を造っています。